日本の公衆電話は街中にいくつかあります。
携帯電話の普及で数は少なくなりましたが、公衆電話は災害時などの緊急時でも通信規制の対象外として扱われ優先的に通話ができるため、今でも設置されています。
公衆電話には「デジタル公衆電話」と「アナログ公衆電話」があり、通常時に使用する際は使い方は同じですが緊急通報時、停電時の方法が違いますので合わせてご紹介します。
公衆電話の場所
公衆電話は主にコンビニの前や駅、空港など、基本的に人の出入りが多い場所に設置してあります。色は明るい緑色が一般的ですが、地域によってはピンク若しくはグレーのものもあります。
公衆電話の通常時の使用方法
公衆電話を使うには10円玉か機種によっては100円玉、もしくはテレホンカードが必要です。
使用方法
①受話器を上げます
②受話器から「ツーー」という発信音が鳴ったら10円玉(機種によっては100円玉)、またはテレフォンカードを入れます。
③市外局番から番号を押してそのまましばらく待ちましょう。
④通話ができます
10円硬貨と100円硬貨
基本的に使用する硬貨は10円玉です。100円硬貨を使う場合は、通話料金が残っている状態で通話を終えたとしてもお釣りは戻ってこないので、ご注意ください。
テレホンカード
テレホンカードは公衆電話用のプリペイドカードです。
テレホンカードは500円か1000円でコンビニで購入することができます。
緊急時は無料
警察や消防、救急を呼びたい時、公衆電話は無料で使用することができます。停電時は通常と同様に料金がかかります。
緊急時と停電時の使い方を見ておきましょう。
○デジタル公衆電話 | ○アナログ公衆電話 | |
緊急通報の使用方法※ | 硬貨やテレフォンカード不要。そのまま110番を押す。 | 硬貨やテレフォンカード不要。そのまま110番を押す。 |
停電時の使用方法 | 液晶ディスプレイが消えている状態です。使い方は通常時と同様。但し、テレフォンカードは使用不可。 | 赤いランプが消えている状態です。使い方は通常時と同様。但し、テレフォンカードは使用不可。 |
※110番(警察)の他に119番(救急・消防)、118番(海上保安庁)へ繋がります。
以上、公衆電話の使い方でした。
外国人観光客の方にとっては、特に緊急時の連絡手段として活用できます。
ぜひチェックしてみてください。